どんな効果があるの? 光触媒のメカニズム 私達が協会員です トップページ


【光触媒のメカニズム】


 触媒に光が当たると、紫外線等を吸収して電子(e-)と正孔(h+)のペアを形成する。普通ならこの両者はすぐに再結合してしまうが、特殊触媒ではこれらがそれぞれしばらく生き残る。
この正孔(h+)は、触媒の表面にある水分(大気中の水分)を強い酸化力を持つヒドロキシラジカル(・OH)に変える。このヒドロキシラジカルが、菌などの有機物を無害化にしてしまうのです。ちょうどオゾンが分解して、原子状の酸素が周りの物を酸化するような働きをすると考えるとわかりやすいでしょう。
 対となる電子(e-)は、空気中の酸素を還元してスーパーオキサイドアニオン(・OH2)に変える。ただ、この触媒では、この電子(e-)のもつ還元力よりも正孔(h+)のもつ酸化力の方が強力であるのが特徴です。
 以上のメカニズム(酸化・還元反応)により、汚れや臭いは炭酸ガスや水に分解され、セルフクリーニング機能が完璧に働きます。



安全・強い・燃えない・環境浄化に役立つ素材『ブライトセラム』

 地球環境から身近な環境まで人々が真剣に考え取り組むようになって参りました。我が社としましても4年ほど前から、安全・強い・燃えない・環境浄化に役立つ素材の開発をして参りました、それが「ブライトセラム」です。
 常温セラミック化機能を備えた素材に特殊な触媒が光によって励起され、表面の有機物が分解される、即ち光を浴びて環境をきれいにする光触媒、言い換えれば環境触媒と言えます。従来の触媒といえば、石油の精製をはじめ、化学品製造、油脂加工、公害防止など幅広い分野で使われている触媒。これら触媒は熱が加わることで反応する。それに対して、光触媒は文字通り光に反応して機能する。それだけに従来触媒が用いられなかった分野での市場開拓が期待されます。

≪ブライトセラム施工後約一年経過したマンションの外壁≫

上部は普通の塗装、下部がブライトセラム塗布した外壁




◆ブライトセラムのセルフクリーンの仕組み
1. 汚れの付着 2. 油分の分解 3. チリ・ホコリの洗い流し
従来の素材の表面は、雨などで空気中の油分(有機分)が付着し、接着剤の役目をしてチリ・ホコリなどを蓄積させて汚れていく。 (光照射がなければ従来の表面と同様にセルフクリーン効果は得られない) 光に照らされることにより、表面に付着した油分を分解するため、チリ・ホコリなどは表面にのっているだけの状態となる。
表面にのっているチリ・ホコリなどを雨などによって簡単に洗い流すことができ、初期の表面状態を維持する。


◆ブライトセラムの超親水性技術の仕組み
光が当たっていないときの
表面断面図
超親水化した状態


ブライトセラムの6つの機能



お問い合せ・ご質問はこちらまでお気軽にどうぞ

All Rights Reserved,Copylight(C) 光触媒環境改善協会.